人間育成とマネジメントの急所について書いてみる おのぶろぐ

シェアする

man

『人間は関わり方によって成長の具合は大きく変わります。これは教育とマネジメントの両方を使えると爆発的な効果があります。』

僕も店舗経営の教育やマネジメントスキルを利用してざっと20000人以上の人間に仕事を教えて来ました。ただし、凄く成長する人と、そうでない人がいます。

これは個々に僕の言った事に対して動く動かないかだけなんです。

例えば僕がある人に何らかの作業を教えようとします。

教えているのに全く反応しない人や明らかに反抗する人がいます。

この人を触っても、もう意味はないんです。中途半端に教えたりマネジメントが上手いと思っている人は更なる自分のスキル向上をしてトライしようと思いますがやめた方が賢明です。

僕はここでその人間が成長するかしないかを判断します。

つまり、反応する人、反抗しないで動く人をチョイスして時間を使う事をします。

仮に5人いれば必ず序列が出来ます。

ここで「評価」の考えを言います。

“評価は他人がするので自分では自分の事を評価しないようにする”

それを伝えてあなたが5人を評価して欲しいのです。

ここまで来て初めてマネジメントする体制が出来上がったのです。

一番から五番まで序列をわざわざつくって、あなたが触るのは二人だけです。勿論、一番と二番です。

そして、一番は三番と五番、二番は四番に教えます。

次の年にまた5人入ってきたら六番から十番まであなたが触って序列を組みます。

出来たら、三番から十番の中で一番反応して動いてくれる二人をチョイスします。そして、あなたが触る人間の数は4名になるはずです。

そして、中途半端に四人以外は触らない事です。中途半端に触るとあなたの部下からの評価は地に落ちます。

わざわざ、あなたの言う事に対して反応して直ぐに動けると評価されて上にいけると言う体制をつくったのにそれを自ら壊す必要はないのです。

この体制と評価を続けていけば少なくても全体的な成長は見込めます。ただし、多くの場合は五番や十番に一番自分の時間をつかってしまいます。

結果的にどうなるかは分かるはずです。

例えば、あなたが五店舗のマネジャーをしているとします。僕ならよく行く店は2店舗から3店舗つまり数字的に良い店しか行きません。

悪い店は一か月に一回ぐらいしかいかないと思います。ましてや人がいないなんて言われてもシフトのフォローに行く事もしないと思います。

おそらく、数字の良いマネジメントが出来る店長の店から、そのスタッフを応援に行かせます。

マネジャーが生産性の低いシフトインをするのはあまりにも冴えない事なんです。

ただし、僕の経験では一番評価が低い店の店長でも意地のある人間は僕の触ってほしくて頑張ってくる人間も多くいました。なので逆に過保護は人間の成長を止める要因にもなります。

特にこれが社長とか部長レベルになると下からの評価は最強になるので、「俺に触られたら美味しいだろ」なんて思って金を使っていろんな事をして人気取りをする人がいますが結局中身で接していないので、そのスタッフは成果を出せません。

まあ、潰れます。

そうすると部下にしわ寄せがきます。

この時の下からの評価は相当厳しいです。

僕はこんな人達を沢山みて来ました。でもいいんです。分かって次に活きれば!

『上司は一人、直部下以外は触らない。どうしても触る時は超慎重に』

僕はこれから店舗経営する人はキャッシュポイント(収入源)を増やす事だけ考えていれば良いと思います。

店を増やすのも良いですし、ネットで商品をつくるのも良いですし、物販商品をつくっても、他業種に参入するのも良いと思います。

そうすれば確実に売上は上がって行くので、ある程度の管理レベルで利益は出せます。

スタッフの給料も増やせます。

逆に既存のキャッシュポイントに固執して、そこの利益を拡大できる会社は全体の何パーセントもないと思います。今は高度経済成長の世の中ではないでしょうから!

特に過疎地域などはインターネット利用による商圏拡大型のビジネスしか生き残れないでしょう。

良く経営者の人が言います。

『従業員の待遇を良くしたい、収入を増やして上げたい、豊かにしてあげたい』

確実にこれを具現化する方法はキャッシュポイントを増やすだけです。

そして、原材料費がかかるビジネスならしっかりと確からしく利益が出るように経営意匠を組む事です。

ただし、多くの経営者、管理職はここに頭を使えていません。

一生懸命に働く人の技術力とレベルを上げようとする事だけに時間を費やしています。

この行動と数字はイコールになりません。

追伸、教育の部分であなたの言う事を聞いて、真っすぐに履行したのに失敗する人が出てきます。そこを越えて進めた人は、僕の統計では何も履行しなかった人に比べて桁違いの確率で良い生活しています!

幅跳びで言えば停止線を越えてジャンプする人です。この失敗によって停止線ぴったりに調整する能力は生まれつき人間は持っています。

例え、とび出ても一生懸命練習している人は筋力や技術は向上している訳です。

僕はこれを良い失敗として最大の評価をします。

このブログの最新の更新を
プッシュ通知で購読しよう

コメントの入力は終了しました。