小野和彦です。
『皆さんはなぜ売上が下がるか知っているでしょうか?』
いろんな理由は確かにあるのですが、こんな事を真面目に考える経営者って実に少ないのです。
逆に言えば、こんな事を真面目に考えられないから売上も上げられないのです。
では、こんな質問をしてみます。
「開業したばかりの店舗、開業してから5年経っている店舗、どちらが顧客や地域の人に知られているでしょうか?」
もちろん答えは「5年経っている店舗」です。
であるならば5年経っている店舗の方が売上は高くて当たり前ですよね?
だって何倍も知られているはずですからね
少なくても売上が下がるのは不思議だと思いませんか?
もし、あなたの店舗がオープン月より下がっているなら…
『なにかやってしまっているはずです。』
小野はもうライフスタイルになっているのですが「ストアコンパリゾン」と言う事をしています。日本語で言うと「店舗見学」と言って、出来れば繁盛店に行って「売れている要因」を探したり、「売上を上げるシュミレーション」をしています。
もう、のべで1万店舗は超えたと思います。
30年近く、前職の社長に言われてやっています。
では繁盛している店舗で共通している点って何か教えますね!
『人にやさしい店』
少し表現が難しいですがこんな店舗なんです。
店舗経営者でも店舗を利用するはずです。
「嫌な店」
ってありますよね?
例えば….
「いらっしゃいませ」
「ありがとうございました」
言えない店。
提供時間の遅延。
従業員が見えない店。
欠品が多い。
トイレからの異臭。
値引きに多い店(定価、正価で買うと損だと思ってしまう)
買うのに時間がかかる。
品揃えやメニューがコロコロ変わる。
他にもあると思いますがこんな事を小野は「顧客ストレス」って呼んでいます。
ちなみにこの「顧客ストレス」を排除したら「2ケ月で売上が4.7倍になった飲食店」がありました。
でも飲食店や店舗経営者って「お客さんがどうしたら沢山呼べるか?」って言う事ばかり感がえるんです。
なら聞きますね?
「どうしたらお客さんって増えるんですか?」
飲食店を例にとると…
有名な順にも売れていない。
美味しい順にも売れていない。
立地の良い順にも売れていない。
店舗デザインの良い順にも売れていない。
店の大きい順にも売れていない。
接客の良い順にも売れていない。
安い順にも売れてない。
ここまで書くと何となく見えてきましたか?
結局、何をしたら客数が増えるかって凄く難しい訳です。
ただ、分かる事は顧客を増やす作業に没頭すると「顧客ストレス」ってどんどん増えて行くんです。
なので経営者の方に伝えたい。
余程の確信が持てるまでは新しい施策はやっては行けない。
ここで1例を挙げておきましょう。
『飲食店経営においてメニュー変更が大好きな経営者っているんです。』
そんな店はまず潰れます。
『あとは馬鹿げた値引きする経営者。』
なぜか分かりますか?
そうです。メニューが変わって一番大変なのは「店で働くスタッフ」なんです。
それによって余程の準備期間がないと直接的に顧客にストレスを与えます。
なので繁盛店ってまずメニューを変えません。
せいぜい期間限定のメニュー程度です。
たまにいますね。こんな働くスタッフの事を考えて施策をうつ経営者。
小売価格のある物販は同じ商品なら「安い」方が売れます。
同時に売れている商品も存在します。
『ただ、飲食店は商品を入れたら育てて下さい。』
売れる商品はありません。ただ、売れている商品はあります。それは育てたから売れているのです。
なので商品の育て方を学ぶべきです。
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『2ケ月で4.7倍になった!?飲食店の売上の上げ方』
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現在トップ飲食チェーンに創業の頃に入社して社長側近で20歳代で人の教育と現場の責任者を行う。部下数は27歳で5,000人を超えていた。
上場前に30歳で独立して皆さんのよく知る大手チェーン、道路、鉄道インフラ店舗コンサルティング、公的機関、海外飲食店舗、個人店まで幅広くコンサルをする。
セミナー本数は3,000本を超える。
現在
第一線で25年間やってきたコンサルティングの仕事を辞めて、「豊かな人生の生き方」を提案して活動している。
コーチ、経営意匠プランナー、エデュケーター、イラストレーター、旅人、ブルベイスト、パワーブロガー、人事スペシャリスト、スマイルメーカー、投資家、ourboat主宰、トップBC主宰、心と身体の音響調律イーマ調律師、健康研究家 様々な顔を持つ。
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