今日Yahoo!のトップ記事に2つも飲食関連の記事が載っていました。少し気になるのが2つの記事とも「誰にでも手軽に利用出来るファストフードサービス業」の記事なんで深刻なんです。
『マック 売上減などで4割減益』
『牛丼3社が苦境 手探り続く』
他にも・・・
『ホテルオークラも虚偽表示』
飲食に関しては全く良い記事ありません・・・
これらの記事に対しての小野のコメントは・・・
『減益した事についての理由をいちいち決める必要はない』
と思っています。
小野も相当な数の飲食店の売上構築の依頼をこなしてきましたが・・・
『減益理由が分かって改善出来ても数字好転出来るのは限らない!』
これが飲食店の経営だと小野は思っています。大手チェーンでも個人店でも全く同じです。
どんな会社も店舗も当然「増益」を考えている訳です。特に経営者はそうなはずです。なのに「減益」してしまったのであればシンプルに「増益」を狙ってみるのが一番の近道だと思います。
小野もゼンショー(すき家)の新卒二期生なんでいろいろ分かりますが・・・
すき家・・・
すき家の今上期の既存店売上高は前年同期比で92%(期初計画は98.9%)と低迷。新規出店も55店と、計画していた76店に至らなかった。
吉野家・・・これ勉強になるのでお読みください。
吉野家ホールディングスは今上期(2013年3~8月期)の既存店売上高を唯一プラスに転じさせた。ただし、これは値下げの効果。今年4月に牛丼並み盛り価格を380円から280円に引き下げて客数が増加、既存店売上高の上期累計は前年同期比7.1%増となった。
牛丼を380円から280円にしたのにたった7.1%しか売上が上がらなかったって事です。当然減益です。原価率も41%強になったようです。
松屋・・・
通期の出店計画は新規出店25店(期初計画50店)、撤退18店(同10店)と大幅に抑制。店舗改装も期初の62店の計画から10店に下方修正した。
コスト圧縮により利益は確保し、通期見通しは期初計画の売上高821億円、営業利益18.5億円から、売上高792億円(前年同期比0.1%増)、営業利益21億円(10%増)に上方修正した。とはいえ、出店が停滞することは来期以降の成長に影を落とす。
どこも厳しそうですが・・・
三社とも核になる原因はここではないはずです。勘の良い方はお分かりの通り・・・誰が牛丼を売っているかです!
マクドナルドも原因は同じような点にあると思います。まあマーケットの変化を読み取れなかった点もありますが・・・
飲食業の経営においてはこんな数字を留意しておきましょう!
これ少し古い資料ですが寒色のエリアはもっと減少が深刻になっています。
増えている地域もあるんです。
同時に高齢化も進んで利用する人も減っています。
ただし、飲食業界の方には頑張って頂きたいです。理由はインターネットの普及によっておそらく最も経営するのに難しい業種になったと思います。だからと言って飲食業が無くなったら多くの人間が困ります。
今、もしシンプルに客数を増やしたいなら・・・
『SNS+マネジメント』でしょう!
間違いないはずです!

現在トップ飲食チェーンに創業の頃に入社して社長側近で20歳代で人の教育と現場の責任者を行う。部下数は27歳で5,000人を超えていた。
上場前に30歳で独立して皆さんのよく知る大手チェーン、道路、鉄道インフラ店舗コンサルティング、公的機関、海外飲食店舗、個人店まで幅広くコンサルをする。
セミナー本数は3,000本を超える。
現在
第一線で25年間やってきたコンサルティングの仕事を辞めて、「豊かな人生の生き方」を提案して活動している。
コーチ、経営意匠プランナー、エデュケーター、イラストレーター、旅人、ブルベイスト、パワーブロガー、人事スペシャリスト、スマイルメーカー、投資家、ourboat主宰、トップBC主宰、心と身体の音響調律イーマ調律師、健康研究家 様々な顔を持つ。
教授した人間は30,000人を超えている。
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