『今回のブルベは様々な事を教えてくれました。200、300kmと完走して400kmも大変だけど行けるって思っていましたが、先人が言うように400kmが一番大変だよ!・・・その意味が分からないでのスタートでした。』
『朝の4時スタート!何も気にしていなかったのですがこの時間実は最悪でした。集合が3時、つまりホテルを出るのは自転車を組まないといけないので2時、そうすると起きるのは1時なんです。通常寝る時間に起きるのって睡眠がとれないんです。ホテルには15時ごろについてゴロゴロしていました。』
『16時ごろに早めの夕食をとりに行きました。宍戸とは一緒にホテルに行きましたが個々に時間を過ごす事にしました。』
宍戸が頬杖をついています。なんか調子悪そうです。
ホテルの部屋につくと忘れ物がないか?ってチェックすると・・・「時計忘れました!」「筋肉痛の痛み止めサプリ」「電池」結構大事なものだったので・・・考えても仕方ないので、とりあえず食事に行きました。
近くの小野が水戸に住んでいる時に良く行ったステーキ屋さんがあったのでそこの定番メニューを注文して食べました!やー不味かったです。その足で100円均一へ行って「靴下」「電池」を買いました。
そしてホテルに・・・
今回のブルベは400km、こんな部屋番号あるんだと思って・・・404号室、スタートが4時、嫌な予感です。
18時には布団に入って寝ました。寝れません、寝れません、仕方がないので21時ごろ下の自販にビールを買いに行きました。飲んでも寝れない・・・結局23時ごろに寝て1時に起きました。
下のロビーに着くと宍戸慎一良(ししど)、毛利武司(モーリー)、小柴清歳(ゴリ)、北田宏明(ヒロ)がいました。小野が「イッシー(石川勝裕)は?」と聞くと・・・
仕事がおして静岡から宇都宮まで来ると寝る時間が殆どないのでと・・・宍戸にメールが入ったそうです。
まあ、400kmですから賢明な判断でしょう!
五人でスタート地点に向かいました。
現地は予想を超えて寒かったです。(息が白かった)
コンビニでおにぎりを2つ買って、後はドリンクで腹ごしらえをして来たのは良いのですがなんか変なんです。胃が荒れた感じでムカムカするんです。
ただ「調子が悪い」って言うのは周りにも迷惑かな?と思って元気に写真とりました。
400kmになると夜間走行の時間が長くなるのでヘッドライトをみんな着けているので照らしあって写真を撮りました。結構盛り上がりました。
まずは小野です。
次に宍戸
次にモーリー
次にゴリ
最後にヒロ
車検を済ませてスタートです。
まずはPC1まで走ります。距離的には約50kmです。PCのタイムリミットは7:30でした。小野が到着したのが6:07でした。予定より早く着いたのですが胃が荒れている感じでゲップが走っている最中も出てドリンクだけ買って再スタートしました。
途中、ナビのバッテリーの線が抜けていてナビが使えなくなっていました。またサドルが低すぎるせいか太ももに負担がかかっていたのでコンビニによって対処しました。その時にツールキットのネジが緩んでバラバラに!
なんかついていないと思い走り出すと・・・
前にヒロがいました。その後PC2まで先導してもらいました。
その後、休憩しながら走っていると80km地点であまりに胃がヤバイのでコンビニでキャベ2を飲みました。アミノバイタルのタブレット味が本当に不味く感じました。
二人で走ってPC2に着くと宍戸、モーリー、ゴリがいました。
モーリーは相当飛ばしたらしく結構休憩をとっていました。
小野が到着と同時にモーリーが再スタートしました。
ちなみにPC2のリミット時間は10:16で到着は8:51でした。まずまずのスピードでしたが体調が戻りません。その後、小野、ゴリ、ヒロで再スタートです。宍戸も遅れてスタートしました。
3人で走って行くと物凄い音が小野の後輪で鳴りました。
テールライトのネジが緩んでスポークに接触して破壊されました。
とりあえずホイールは大丈夫のようです。なぜかトラブルあります。
宍戸が途中から合流してきました。
どうやら薬局でシップを買っていたようです。なんかボロボロに見えました。皆頑張っているって思いました。
PC3に到着です。リミット時間は13:28です。到着が11:58です。約1時間30分の貯金がありました。ここでも食事がとれないで「のむヨーグルト」です。
でも皆は元気な様子ですが・・・
宍戸が昼から寝ています!相当寝不足のようです。
ほかにも・・・
PC4は丁度折り返し地点でした。先に小野とゴリがついて、再スタートの時に宍戸と北田が到着しました。ここで小野は今回のブルベでのPC4にいつまでに到着出来れば完走出来そうかを予定していました。
実際にはPC4のタイムリミットが17:16です。小野とゴリの到着が16:24でした。貯金が1時間もないのです。小野の予定では15:00まででしたのでモーリー以外は完走がないとここで思いました。
その後ですがFacebookの記事で宍戸のDNF(Do Not Finish)を知りました。途中棄権です。滅茶苦茶悔しいでしょうけど賢明な判断だと思いました。
確かに辛そうです。
銚子駅付近で輪行バックを買って電車に
ゴリを先頭に少し足の負担を無くすためにサドルの位置を上げさせました。ただゴリの弱点は重いギアを踏んで走る走法なので膝がやられないといいと思ってPC5を目指します。
真っ暗な河川沿いを走っていくと「虫」が凄くて嫌気がさしてきました。
どうにかPC5に着いた時には2人とも完走出来ると思いました。
時間はタイムリミットが21:56で到着が20:46でした。
あの足で貯金が1時間以上出来た劇走でした。
ただ、ゴリは知らないうちにスピードが落ちて行きました。自分では出ているつもりでも貯金が無くなっていきました。気合を入れても身体はもうダメのようでした。
そこから1人でPC6を目指しました。
一人旅です。なぜか意識がもうろうとして来ました。焦点が合いません。下りのないのぼり坂をずっと上っていきました。1km進むのが・・・河川敷コースで吐きました。何も食べていないので吐くものはないのですが吐きました。
PC6に到着しました。リミット時間は深夜の2:52でした。小野の到着が1:25でした。貯金を1時間30分に盛り返していました。序盤のヒロの先導、中盤からゴリの先導のおかげでここまで来れました。2人も後からきっとついて来ると思ってPC6のコンビニの駐車場をみると寒い中・・・仰向けになってモーリーが寝ていました。
343km地点、ここまで走ったからこそモーリーのファイト分かりました。
寝ている所を起こしたら悪いので野菜ジュースだけ買って再スタートしました。
後は約60kmを5時間30分程度で走れればゴールです。
普通であれば相当遅い走りでも3時間あれば着く距離です。
そこから、後40km地点でモーリーが後ろから着いてきました。
「あっ、やっぱり小野さんですか?」
って少し一緒に走りましたが・・・吐き気が止まらずに自販機で止まってドリンクを飲みながら止まっては走り、止まっては走りの走行を続けていました。
周りが明るくなって来て余計に眠気が増しました。
390km地点で前を見るとヒロらしき人間が小野がスローペースで休んでいる間に抜いて行ったのでしょう!実はこの時に後7km程度だったのですが、後10km地点の時にDNFしようと実は思っていました。胃の調子が悪いと足に力が入らないんです。
そして最後のラスト2kmは上り坂の頂上がゴールなのでモティベーションが・・・
その後にヒロの背中が見えたんです。
後7kmを45分・・・ママチャリでも走れる時間です。
一回休憩を入れてぶどうのゼリージュースを自販機の前にバイクを止めて飲みました。
「行くぞ!」
自分に気合を入れました。ヒロに会って一気にパワー貰いました!
そこから坂道を一気に走り抜けました!
制限時間27:00を26:48分でのゴールでした。
その後、最後の完走者としてヒロが26:52で堂々のゴールでした。
そしてヒロ!
モーリーはたいぶ早く堂々のゴールです。
追伸・・・
ゴール手間5km位前に宍戸とモーリーがワンボックスに乗ってゴリをレスキューに行く姿をみました。ゴール後にヒロに聞くと350km地点でゴリが無念のDNFだったそうです。
その車中から「小野さん!頑張って」のコール・・・ありがたかったです。
二人は身体も相当疲れているのにも関わらず仲間を助けに行きました。
その後に皆で温泉に行きました!
6月14日 AJ千葉 BRM614 600km 茂木クラシック時計周りにこの6名エントリーしています。
次はどんなドラマが待っているのか?楽しみです。
俺たちのブルベは続きます。

現在トップ飲食チェーンに創業の頃に入社して社長側近で20歳代で人の教育と現場の責任者を行う。部下数は27歳で5,000人を超えていた。
上場前に30歳で独立して皆さんのよく知る大手チェーン、道路、鉄道インフラ店舗コンサルティング、公的機関、海外飲食店舗、個人店まで幅広くコンサルをする。
セミナー本数は3,000本を超える。
現在
第一線で25年間やってきたコンサルティングの仕事を辞めて、「豊かな人生の生き方」を提案して活動している。
コーチ、経営意匠プランナー、エデュケーター、イラストレーター、旅人、ブルベイスト、パワーブロガー、人事スペシャリスト、スマイルメーカー、投資家、ourboat主宰、トップBC主宰、心と身体の音響調律イーマ調律師、健康研究家 様々な顔を持つ。
教授した人間は30,000人を超えている。
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