ある施術治療院の経営意匠をみたら凄いんです!来院する患者さんが増えても売り方間違えると破綻する難しい経営意匠の考察!

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『多くの店舗経営者って一番最初の資金を借りる所から間違っているんです。まあ無理もないですがちゃんと経営をしたことがない人が開業するので、この考えがないんです!』

『何にお金を投資して回収していくかと言う経営計画なしに借り入れを起こすからなんです。だから売り方なんて考えないで営業を始めるんです。なので上手くいくはずがないんです。ただどんな形であれ開業は資金が借りれれば開業は出来ますのでその時は借入を喜ぶのですが経営的には無計画な借金をしただけなのです。』

『そして多くの開業で更なる悲劇が続きます!開業者の周りに多くのコンサルタントが現れるのです。(笑)それは親だったり、親友だったり、同じ経営体の先輩だったりとです。そして良かれと思って多くのアドバイスを受けるのです。時には全くの素人がお客の立場ならこうした方がいいよなんていう顧客もいます。(笑)そして』

そして多くの経営体で「ぐちゃぐちゃな売り方」になってただワーカーのようになって働く経営者が誕生する訳です。

これは小野が書いて小野のベストセラーになっているe-bookの「飲食店新規開業マスターズバイブル」にも書いてあります!興味のある人は購入してみて下さい!

なんかこんな2万円もしないe-book買わないだけで物凄く大事な事知らないで開業する人って残念です!何百万円も何千万円も投資するのに!

話を戻して進みます!

この施術治療院のいわゆるメニューです。

・施術料金5,000円(この中に施術補助剤代金1,000円)
・健康商材(サプリ、器具等)原価85%
・月間稼動日数20日 1日最大施術人数5名

仮に100名の患者を応対出来たとします!同時に1名あたりに平均10,000円の健康商材を売ったとします。

施術売上500,000円
健康商材売上1,000,000円
施術補助剤仕入100,000円
健康商材仕入850,000円
稼動運転資金200,000円
借入返済金90,000円
————————————
利益260,000円

ただし、次の月に同じ数の患者さんが来ると・・・施術補助剤仕入+健康商材仕入=950,000円の現金が必要になるのです。ただ100名もの患者さんを施術しても利益は260,000円しかないのです。

また、計画のない、施術補助剤仕入+健康商材仕入をストックして販売出来ない在庫を持っていたら更に深刻なのです。

なのでこの経営意匠で真っ直ぐに患者を増やす行為をしていたら・・・

つまり小野は経営意匠を「売り方の設計図」といいますがこの経営意匠を実際の営業ベースのマックスで数字に置き換えてみると進むベクトルが見えてくるのです。

皆さんがこの施術治療院のオーナーならこの経営意匠で患者さんを増やす行動をしますか?

ただこれが分かるのももう一度繰り返しますが「営業ベースのマックスで数字に置き換えてみること」をしたからわかるのです。小野の言葉で言えば「最大販売力を知る」と言うことになります。

小野が経営者の方に言いたい事は3つあります。

販売力を数字でおさえる事をしない助言者の言う事はけして聞いてはいけません!
・今回のケースでお分かりのとおり、この場合は他の経営意匠を組んで売上をとっていかないと月間260,000円の収入を得る為に毎月1,000,000円からの資金のキープが必要になります。
・今の段階の経営意匠を提案してもらえるのなら売上をとって行く行動は非常に明確になります。

今回は施術治療院を例に挙げましたが実は同じサービスでも経営意匠を変えるだけで収益は全く変わります。経営者の方には是非経営意匠を勉強して頂きたいのです。

例えばPLUSさんと言う文房具メーカーは皆さんご存知だと思いますが・・・ここに文房具品をほしい人がFAX(メール)すると次の日(明日に来る)に文房具品が来る経営意匠(経営デザイン)を組んだのがアスクルさんなんです。

顧客に文房具品を提供する事は同じですが「売り方」が全く違いますよね!またどっちが売りやすいかも分かると思います。これが経営意匠なんです。

ちなみに今回は施術治療院によくあるサンプルケースをモチーフに経営意匠を伝えてみました!売れば売るほど借金が増える経営意匠もあるんです。現実的には仕入れ資金は給料や運営費でとけていくでしょう!たぶんキープできないでしょう!

経営意匠の件は・・・小野和彦に!^^

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