一番儲かる値段のつけ方・・・今後生き残る為の戦術として価値ある方法

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現在世の中ではデフレが続き、なんとか値下げをして競争に勝とうとするのが普通の人の考えです。ただ、皆さんも知るようにこれによって大きな弊害が起きています。1つは給与の減少、削減、もう1つは利益圧迫により持ちこたえれないでの破綻。アスケンでもこの講義を何回か前にやったが検証してみたい。

『値下げしないで売れるのなら苦労しない!でも値下げしても苦労する・・・間違っていませんよね!』

それでも・・・

『周りとの競争を考えたら安くせざるを得ない』

こんな考えの経営者の方も多くいると思います。ただ、最近思いませんか?衣料品などの店舗に行って季節ものの商品が出るとすぐに「セール」「バーゲン」の札。

『後少し待てば半額で買えるよ!』

と言う顧客達・・・

実は「売価」が安いって短期的には効果がある戦略ですが長期に行って勝てる戦略ではありません。

また資金的に力がある大手なら頑張れますが資金的に力のない中小の企業や個人店がやったのでは続くはずがないのです。これは個人で何千万円も何億円も稼ぐ人もそうですがこんな人は人より何倍もの「粗利」をとるように商品を考えます。

小野も飲食店の経営サポートをメインでやっていますが経営状態は原価で35%を超えている会社、店舗はけして良くありません。なんか見た目は悪いのですが原価で25%を切ってくる経営体はそれだけで経営状態が非常に良いです。

このあたりは近々で公開する「飲食店新規開業マスターズバイブル」で詳しくお伝えする予定です。

最近もマクドナルドの戦略も非常に面白くみていますが、0円コーヒー、1000円マック、社長交代、単品50円売価減と売価を滅茶苦茶いじっています。

これらをみても社長やオーナーの一番の仕事はこうなるはずです。

価格を安くする事は誰でも出来ます。

では、やる事は・・・安く売らずに高く売る方法やアイデアを考え、実践して行くこと。

分かりますか?

ここにシフトした頭を持たないと実際には経営リスクは高くなって行きます。

そうすると・・・デフレの時代に有利な仕事が見えてくるはずです。

「原価のない仕事」・・・特に「地価作業」です。

保険、マッチング、アフィリエイト等の「手数料ビジネス」です。しかし、小野は飲食業のようなリアルビジネスでもよりレベルの高い売価設定を余儀なくされるので経営者の方は是非勉強して頂きたいし、「地価作業」のコラボも考えるべきと思っています。

これを読む方の中で原価率は35%はかけないと売れないよ!

って方もいるはずです。

ただし、本当に繁盛して儲かっている経営をしている飲食店経営者は「嘘」だとすぐに分かります。

気をつけて頂きたいのは今ある商品の売価だけをいきなりあげて売ったら、まず客数は減ると思います。それは無茶です。だから「方法」や「アイデア」を考えて欲しいのです。

特に来年は消費税は上がりそうですし、同時に食材や原材料、特に輸入物は相当上がりそうです。

こんな事もあるのでこの記事をこの時期にアップしました。

経営者の方、このまま突入すると結構痛いと思います。

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