売り手が一生懸命に「これは凄い」って言っても買うどころかソッポを向いて感心がない状態・・・逆に売りに言ったらとんでもなく引かれちゃう、どうして売れば良いのだろう?
頑張っても頑張っても売れないって言う感じです!
最終的には「売る」どころか「売上減少」を起こしてしまって・・・
こんな経営体は沢山あるのではないでしょうか?
まず一番初めに考えて頂きたい事は・・・世論から選択肢に入っているか?
って言う事です。どんな事かと言えば・・・
高度経済成長の時は「売り手」と「買い手」のバランスが良かったのですが今は完全に「売り手」の方が多いのです。飲食業で言えばオーバーストアな状態と言えば理解出来ると思います。
どんなに内容を良くしても100%の人気を確保する事は無理ですので、そこにあったレベルで入客はその商圏で割り振られているって事です。どんなに好きな店舗があっても毎日そこに行く人はそうはいないので、利用者はここに「ある程度の選択肢」の中で行動しています。
平たく言えば「職場で働いている時に食べるランチ」は数件の中から選択しているって言う事です!
勿論、使用頻度は違いますが「選択肢」はそんなに広くないのが人間です。
では「売る」の初期段階は・・・
「商品をつくる」とか「店をつくる」とか「ホームページ」をつくるとかではく「知られる」・・・最低でも「知られる」事が大前提なんです。そうしないと・・・買えないのです。
良くうちは30年もやっているから「みんな知っている」と言う方がいますが・・・全く知られていません。
本当の意味で知られると言うのは・・・「一度利用されて」
と言う言葉が入るのです。
そんな中で一度利用される為に最も効果的なのは何か?
勘の良い方はご存知のように・・・「口コミ」なんです。
基本、無形でも有形でもサービス業は人気商売なので「嫌われる行為」「相手を本気で怒らせてしまう行為」は絶対に売り手はしては行けません。ただ正義があって「嫌われたり」「怒らせてしまう」のは例外です!
小野もゼンショー時代は良く言われました。「うちは人気商売だから嫌われるな!」
『アルバイトに対して、面接者に対して、業者さんに対して・・・コレはすべて将来のお客さん!』
特に経営者や幹部が横柄で我がままな会社は今の時代になると・・・一気に力を失います。
これは「負の口コミ」をされるからです。
有名な例としてはディズニーランドが客数減した時に組織も未熟でしっかりと応対出来なくて恨まれた元働いていたスタッフ等に対して無料の「ごめんなさいチケット」を送って客数を回復させた現実もあります。
もし、「売りたい」と思うのなら・・・
うちはどうしたら短期間に大勢の人に知られる事が出来るか?
うちはどうしたら短期間で口コミされる社風を築けるか?
これからの「売る」ってこんな事がテーマとして重要視されるはずです。
インターネットの普及によって「口コミ」は加速化しています!
・・・買い手が「売り手」を評価するんです!

現在トップ飲食チェーンに創業の頃に入社して社長側近で20歳代で人の教育と現場の責任者を行う。部下数は27歳で5,000人を超えていた。
上場前に30歳で独立して皆さんのよく知る大手チェーン、道路、鉄道インフラ店舗コンサルティング、公的機関、海外飲食店舗、個人店まで幅広くコンサルをする。
セミナー本数は3,000本を超える。
現在
第一線で25年間やってきたコンサルティングの仕事を辞めて、「豊かな人生の生き方」を提案して活動している。
コーチ、経営意匠プランナー、エデュケーター、イラストレーター、旅人、ブルベイスト、パワーブロガー、人事スペシャリスト、スマイルメーカー、投資家、ourboat主宰、トップBC主宰、心と身体の音響調律イーマ調律師、健康研究家 様々な顔を持つ。
教授した人間は30,000人を超えている。
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