『コンビニのオーナーとアルバイト従業員の会話です。彼は新人なんですが・・・コンビニ暦はどうやらありそうで仕事はテキパキやっていました。動きの悪い先輩アルバイト従業員のフォローをして欲しいとオーナーが指示を出したのですが・・・・』
「やらないけど・・・」
こんな話は小野が店長を25年前にやっていた時は・・・「お前?何言ってるの?」
で済む事も多かったのですが、今は結構笑えない深刻な話になっています。
結構、クライアント先でも多く聞くのですが・・・なんかアルバイト従業員が「敵」なんです。
勿論、上手くやっている店舗も多いのですが店長が行うアルバイト従業員へのマネジメントには結構大変な事が多くなってきているのは事実のようです。特に都心では雇用の問題から「逆マネジメント化」してしまっている店舗も少なくないようです。
小野的には「経営意匠」が悪いでお仕舞いですが、これでは分からないので少しお伝えして、全てではなくても、これを読む方の「ストアマネジメント」の役に立てばと思っています。
しかし・・・これからはもっと難しくなって行くと思います。
特にプレイイングマネジャーの店長は大変だと思います。
多くの店舗ではジリジリと収益を下げているのに、この間も上がりましたが最低賃金はどんどん上がっています!最低時給で採用出来れば良いですが多くの場合はジリジリと採用時給を上げています。
つまり収益を出す為には人件費カツカツの中でマネジメントしないといけない訳で・・・店長が行うストアマネジメントは年々厳しくなっていると思います。特に小野は「店舗の経営サポート」を約20年ほどやっていますがゼンショーにいた時に比べてチェーン店のサポートをする時に感じる事は・・・
店長の労力が一番大変で、店長の責任が一番重いのに・・・給料が一番安いって事です。
こんな事がわかっている経営者にたまに会うと心が落ち着きます。
またクライアント先の経営者やマネジャーと話して最近顕著に出る話題は・・・「アルバイトの時給をベース時給から上げられない」
コンビニ大手などは利益拡大のMDやインフラをどんどん導入していますが、飲食業は少し出遅れています。
この公式わかりますか?
『商品単価を下げる=従業員の単価下がる』
『飲食業の商品=各店舗が勝手に売価を決められる特権がある』
『飲食業は安い順に売れてない』
『物販業=同じものなら安い方が売れやすい』
小野は知っています・・・フリーターのアルバイトよりも店長の方が給料が安い店舗がある事を、フリーターのアルバイトよりもオーナーや経営者の方が給料が安い店舗がある事を
労働時間によってはアルバイトでさえも厚生年金、社会保険に加入が義務付けされている時代にバブル崩壊後以降起きてきている「安いものが売れる」神話をもうそろそろ打破しないと「働く人」はいなくなります。
でも最近は始めましたね!大手チェーンが・・・
ただし、単純に単価だけ上げたらお客さん減りますからね(笑)
小野はいつも言うのですが・・・「店舗で働く人間がハッピーでないのにお客さんにハッピーを与えられるはずがない」
こんな経営意匠の展開を欲する方からの依頼が小野には増えてくると思います。
現在トップ飲食チェーンに創業の頃に入社して社長側近で20歳代で人の教育と現場の責任者を行う。部下数は27歳で5,000人を超えていた。
上場前に30歳で独立して皆さんのよく知る大手チェーン、道路、鉄道インフラ店舗コンサルティング、公的機関、海外飲食店舗、個人店まで幅広くコンサルをする。
セミナー本数は3,000本を超える。
現在
第一線で25年間やってきたコンサルティングの仕事を辞めて、「豊かな人生の生き方」を提案して活動している。
コーチ、経営意匠プランナー、エデュケーター、イラストレーター、旅人、ブルベイスト、パワーブロガー、人事スペシャリスト、スマイルメーカー、投資家、ourboat主宰、トップBC主宰、心と身体の音響調律イーマ調律師、健康研究家 様々な顔を持つ。
教授した人間は30,000人を超えている。
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