社長の嘆き・・・「何か自分の言う事を誰も聞いてくれない!」 こんな時はコレをやってみよう!

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責任と権限

人をマネジメントしてコントロールするって実に難しい。ただし、社長ともなると、そんな事も言っていられない。ならどうすれば良いのかな?少し答えてみる。

自分のマネジメント技術だけの頼るとまずはうまくいかない。だって人をコントロールするなんて相当な技術がいる。恐らく50年ぐらいしたら結構な数の人間を動かせるかも知れないけど・・・その人もセンスも凄く大事になってくると思う。

なのでそんな人はコレをやってみて下さい。

人事の経験がある人ならすぐにわかること。

相手に権限と責任を与える事。つまり、相手も文句を言わないでやらなければいけない事を明確にする事。


マネジメント技術だけに頼らないでルール設定をして枠組みをつくると確実に人間をコントロールする事は楽になる。

これを読む方の中には「権限と責任」って例えばどんな事?

って思う方もいると思うので少し書いてみる。

例えば飲食店の経営を例にとってみると・・・

店長に責任として「店舗段階利益」とする。

そうすると・・・社長が上司だった場合は利益を出す行動をしていない店長には相手も納得済みの話を出来る。

「人を使いすぎ」

「ロスを出しすぎ」

「水の出しっぱなし厳禁」

こんな事を伝えて「利益改善」出来るはずである。

これが「利益責任」が明確でないと・・・

社長の小言になる・・・(笑) 凄く損である。

権限はシフト作成が出来る、人の採用が出来る、発注が出来る、店舗内ルールの改善起案権などなど・・・

物販の店長の責任を売上責任とすると・・・

仕入れ商品の選定

販促の企画内容

告知、集客行動

つまり、売上をとっていく行動が主流だと思う。

しかし、上記の3つことはあまり店長が行う仕事ではない。

どちらかと言えば運営責任の度合いは高い。

無事に運営してお客様にショッピングを楽しんで頂く。

そこに店長に対して売上が悪いと言うのもどうであろうか?

このケースでは恐らく店長に売上高を責任にしたのは少しの矛盾があるかも知れない。

なので出来ればこの「責任」の設定に関しては社長の考える都合の良い形では考えない方が良いと思う(笑)

“あくまでも両者で納得出来る責任を設定出来ると最高にマネジメントは楽になる”

特に中小の店舗を持つ経営体の社長はこの手法是非やってみて下さい。

小野もクライアント先で設定する事がありますが・・・最高に社長はニコニコになります。

実証済みのケーススタディです。

追伸、弊社リトルライオンが主催する「明日の実務経営意匠研究会」の公式アプリです。興味ある方はダウンロードしておいて下さい。

http://as.little-lion.com/press-2-325.html

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