売り方の階段をつける・・・この方法はマネジャー育成する上での賢い構築

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hasi

例えば飲食業や美容室などで同じ業種なのに業態や経営意匠によってマネジメントの難易度が違うのってわかりますか?

もし、こんな経営体を複数持っているなら是非チャレンジして頂きたい事があります。

これは・・・「売り方の階段」をつくるって言います。

例えば飲食業の例だと・・・「フルサービスの店舗」と「テイクアウトだけの店舗」では、はるかにテイクアウトだけの店舗の方がマネジメントは楽です。あくまでも「売上がどうこう」って言う問題ではなく「運営」は楽です。

何がこの2つの差かと言えば「ホール従業員の有無」なんです。

ここに人件費と教育時間と採用して行くところに大きな労費がいろんな意味でかかるのです。

例えば20年調理人やった人間が独立開業で店舗を持った際に調理場から直接応対できるカウンター形式の店舗と、テーブルのあるいわゆるレストラン形式の店舗ならまずカウンターだけにした方が無難です。

なぜならば、おそらくホール教育出来ないからです。

多店舗を有する経営体でも二種類持っていると新人マネジャーはカウンター店舗で仕事して、次にホールのある形式で仕事して、歳をとって体力的にホールのある店舗にストレスを感じる人はカウンター店舗へ・・・

店舗をマネジメントする中で最もマネジャーがストレスに感じて「売る意欲」を持てないのは「新人従業員に対してのオペレーション教育なんです。これが最悪の場合はベテラン従業員に迎合して従業員のパラダイスをつくってしまう、いわゆる「逆マネジメント」の起点になってしまいます。

特に昨今は人件費が高騰してシフトコントロールがシビアなので1人にかかる比重は重くなるので、辞められたら困ると思って迎合するマネジャーが増えているようです。

最近では飲食業中心にネット上に従業員が「ヤバイ写真」をアップしていますが完全に逆マネジメント状態の象徴といえます。

ただし、テイクアウトが楽と言うのはあくまでも経営意匠と連動しますので「顧客が選べないぐらいのメニュー数があったり」「相当な技術が必要な調理などがあったり」した場合は勿論「教育時間」はかかりますので・・・

小野の所に来る案件で非常に多いのは「ホール従業員の教育」です。理由は・・・

「リトルライオンにホール教育を受けた店舗は客数が増え、従業員の意識が上がるから」

「調理はわかるけどホールは何やっていいか誰もわからない」

「接客のセミナー受講しても全く効果がない」

「調理場に責任者を置くよりもホールに責任者を置いた方が客数が増えると言う話を聞いたから」

「ホール教育はリトルライオンが一番だと思っているから」

いろんな話で呼ばれますが・・・

苦労している事は間違いないようです。

美容室などは国家資格があるようなので、そこのクリアは必須ですが世の中の経営体を見ると「教育する内容の高低は確実にある」と思います。中には「完全予約」なんて店舗もありますがこんな経営体をお持ちの方は・・・新規客獲得の為にも、新人がマネジメントし易いように「フリー予約」の店舗を持つのも良いかと思います。

「教育の重い軽い・・・重要です」・・・階段を持てる経営意匠、経営体づくり


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